以前使用されていた利率を表す方法の一つが日歩です

1969年9月までは、利息の表現方法として日歩が用いられていました。
元金100円につき、1日何銭何厘何毛の日歩として表すのです。
お金借りたいときの利息の表現方法は、1969年9月以降からは、年利(%)として表すことに決められているため、いまでは特別な時以外は用いられることはありません。
その特別な時というのは、返済を延滞する時などがそれに当たります。
1日返済が遅れれば、1日当たりこれだけの日歩がつくと契約書に書かれていれば、通常の利息にプラスして、契約書に書かれている通りの利息を請求されることになりますから、お金を借りたい場合でも極力延滞をすることがないように注意しなければなりません。
例えば、契約書に1日4銭と決められていたとしたら、1銭は10000分の1の利率ということになります。
100万円×10000分の1で、イコール100円になります。
4銭ということは、100円×4で400円です。
100万円を借りていたとしたら、1日400円の利息を支払うことになります。
年率でいうと、1日400円は14.6%です。
利息制限法では、利息の上限は20%までと定められていますから、4銭というのは、金銭消費貸借契約のペナルティとして妥当な利率ということができるでしょう。
1日400円なら少ないと思われるかもしれませんが、年利で14.6%はかなりの利率になります。
これだけの利息を追加で支払わなければならないのですから、延滞をするというのはとても損であることがわかるのではないでしょうか。