名目金利と実質金利は何が違うのかについて

金利は、金融機関からお金を借りたり預けたりすると付くとされる使用料で、元本から生じるとされるものです。
お金を預けるときは金利が高い方が得で、お金借りたいときは金利が低い方が得となります。
そのため、人々の生活においても意外と身近な存在として、その影響力が強い面があることを見逃すことは出来ません。
新聞などの報道でも毎日、金融機関の金利の状況を掲載しているぐらいで、しかも金融・経済面でも金利のことを連日のように報道されているケースが見られます。
そのんなお金を借りたいときでも名目金利と実質金利と二つの金利があって、それぞれの言葉の意味を押さえておくことは必須です。
まず名目金利とは、物価上昇率と無関係の単なる表示上の金利のことを言います。
これは単に金利と関係する物価のことを度外視して、形式上に表現された数値のことです。
一方で実質金利とは、物価上昇率と関係して影響を受けた形での金利のことを言います。
つまり、金利以外の物価のことを重視して、表現された数値のことですその相違点は、国民生活に最も影響があるとされる物価の観点を考慮しているか否かの違いがある訳です。
金利は上昇しても物価もそれ以上に上昇することもあるので、そういった意味においては、国民からすると必ずしも金利上昇の恩恵を受けられることがない場合もあります。
つまり、それだと実質金利ではマイナスもあり得るということです。
そのため、実質金利は名目金利よりもより高度に踏み込んだ形で表現した金利でもありますので、政府においてもそれを重要視しています。
国民生活への影響がある政策を実現するのが政府の役割でもあるからです。